八巡目の五
エキサイトブログからのつづき
白糸の滝で皆が禊をし終わっても、ナポレオンは身体に違和感があるということで、五十回も入り続けている。オロチが身体の中で大きくなっていくのだという。それで入り続けていたらしかったが、何か変なのでこちらでやめさせて様子を見ることにしたのだった。
拠点に帰って瞑想しても打開できないというので、佐田はナポレオンのセット女を呼び出すようにとの指示を出した。単独では解決できないものを感じたからである。幸いなことに反応があって、セットの女性はシシリー島(シチリア島)から出現したのであった。老婆であったが、無限回帰の調整をするとナポレオンと同年代の二十三才になって、ナポレオンの前に出てきたのであった。
彼女はナポレオンとは同時代に生まれていたように思われるが、接触することなく生まれ変わり、昭和五十年代に死んで、今まで時間待ちをしていたらしい。彼女がメデューサであることの確認をすることと、姉さん女房のキクリヒメであることの確認をすることで、こちらの調査は終わり、あとは皆で調整してもらうことになった。五百名ほどで夕食と懇談会が行われ、二十時五十分に解散となったとのことだった。
続きは楽天ブログで。
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