2020年6月19日金曜日

始皇帝と金期気(きんごき) 25

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 公式行事の恍惚死宴会というのは、色地獄に落ち込んで悶え抜き、もうそれ以外には生きようもなくなってしまっている異常性欲者たち、彼らを調整するために特別設定されているもので、恍惚死するまで性欲を追求をする宴会なのである。
 旧体制宇宙の三分の一は色地獄宇宙であり、その調整をすることは非常に難しい課題となっているのであるが、色地獄のヘドロの中でうごめいているメンバー達を正常化させるために、幸福死宴会、自由死宴会、恍惚死宴会(三組)の三つを抱き合わせにした特別調整が、佐田に対する負債エネルギーで行われることになっている。つまりその宇宙では色狂いしている三分の二がのさばっているため、正統派の三分の一には幸せはなく、自由もないのである。
 そうした宇宙の調整をするために、佐田の特別調整宴会が毎日催されているのであるが、そこでは死にながらの宴会をするのである。幸せになるために、自由になるために、そして恍惚死をするためにである。その恍惚死するための宴会担当として、金柑が抜擢されたのであった。そして仲間の五十名と共に、公式行事の担当メンバーとして働くことになっていったのであった。

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2020年6月12日金曜日

始皇帝と金期気(きんごき) 18

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 そして明くる日は六月四日、金柑は佐田王街に働きに行ったが、一名だけで帰されてきた。担当者から金柑が壊されそうな扱いを受けるので、少し様子を見たいとのことであった。鵺操作があるようなので佐田も同意して、研修所の談話室で皆のいるところで調整をしたのだった。
 妨害が激しいので光の剣を右手に持つように指示したが、まだ自分では持つことも振ることもできない状態であった。レベルが低くて重過ぎるのである。仕方がないので小さくして身に着けているようにと指示しておいて、研修所の仕事をしてもらうことになった。
 寮生活をしているメンバーは皆研修所がらみの仕事をしており、そうして寮費や生活費を稼いでおり、アメリアも食堂係の仕事を今でも続けていたので、金柑も同意して仲間と一緒の仕事に取り組んだのであった。そこで七合目に上がったのであるが、何か基本的なものが欠けている感じであった。

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2020年6月4日木曜日

始皇帝と金期気(きんごき) 12

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 六月一日、佐田が富士忍野の拠点に出向いた日のことである。金期気さんは富士山の南の愛鷹山に拠点を移していたが、佐田の拠点にある研修所(ナポレオンが修業したところ)でトレーニングし始めていた。ところが修業する間もなく遊びに出かけるらしくて、評判が悪い。アメリアがあちこちに連れ歩くとのことであったが、いくらたっても修行場に戻ろうとしない。
 珍しいことだろうからしばらくは気楽にさせてあげれば、と言っておいたのであるが、何か変なので北口浅間神社でご挨拶した時に、そこらあたりの状況を確認してみた。すると李斯がナポレオンに対するソロンのような背後操作をしているのが明らかになってきた。
 それからが大変であった。このことがわからない段階では、金期気の犯罪性が問われるまでに非難が高まっていて、彼女の犯した過去からの罪を断罪する必要があるという流れになっていって、彼女は牢獄のある浅間山の裁判所へ連れて行かれたのであった。

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2020年6月2日火曜日

ナポレオン大神とアメリア大神によるつぬぶて山神行 78

Seesaaブログからつづく

つぬぶて山神行 縮図日本から世界へ
二十四番 ピレネー山

 ピレネー山にお出ましになられました、ナポレオン大神、アメリア大神の行着はたいそう華やかであられました。お務めをいただきましたつぬぶて山神行のお立ち会い致しました、十神界でございます。
 これまでのつぬぶて山対策の行着は?とおたずね致しますと、確かにつぬぶて山は強力となっておりまして、私共に対しましてのはしたないもがきなど致しません、高度なみ光との対応となっておりますために、行着を楽しみますゆとりが生じましたと申されました。神行を重ねられまして、行着を楽しまれまするに到達されましたことを共に喜びまして、御神座へお勧め致しました。私共はご検証の場へと進みました。つぬぶて山御神座にお定まりなられました両大神に、歓迎の不浄襲いましたるも、鋭いみ光受けましてご神行が始まりました。
 両大神正礼の省略を良しとなさいませず、しばしの間に深く正礼致しまして祈り激しく重ねられますと、生じますみ光強く多く激しくを重ねまして、つぬぶて山の不浄消滅致しましたり、昇華致しましたりと変化重ねましたのち、ピレネー山につぬぶて山神行成就致しました。証(あかし)の極みのみ光生じました。両大神深く頭(こうべ)下げまして、ご神行を納めました。
                           十神界
 佐田靖治御大師
                   神行日 令和二年五月三十一日

                      仲介者 小野恵里子
                      審判者 佐田靖治


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