2019年7月29日月曜日

ナポレオンの49日行 十七巡目の七

 Seesaaブログからのつづき

 以前に公開しておいたナポレオンに対する神託にあった自然は、旧体制によって機械化された自然であって、本来の自然ではない、そのことの解明をすることでソロンの呪縛はほどけた。そしてナポレオンは七月二十二日の夜九時に富士山忍野の自宅に帰ってきたのであるが、その背景には佐田がらみの仕組み潰しの強力な呪縛がかけられてあったのだった。
 なぜナポレオンにそれほどの妨害がからむのかと言えば、彼には元宇宙の初代代表であるオオクニヌシ大神の代理親の分身であるという、秘められた事実があったからなのである。それは今後の課題として新たな取り組みということになるのであるが、彼はそうした事実をまったく知らなかったし、セットのアメリアもそうした秘め事からはまったく無縁な生活をしていたわけだし、こちらが解明するまではナポレオンとセットであることだけで大騒ぎをしているだけだった。
 彼らが日本の富士山に呼ばれて、佐田の拠点の近くに自宅を構えさせられたことの陰には、そうした仕組みの重要な秘め事が隠されていたのである。

              ここまででナポレオンの四十九日は終了。

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