2015年1月29日木曜日

秘密儀軌ツアー 七ー10ーa

 護国神社の課題に取り組んでいた昭和天皇組が、伏魔殿の宇宙組織である行政府の妖怪体制から、離脱しようと行動し始めた動きに呼応するようにして、イギリスのサッチャー元首相が久々に佐田の前に現れた。姿を現したわけではないけれども(念のため)。そのきっかけは吉田茂元首相がチャーチル元首相を「バカヤロウ!」と怒鳴りつけたことが原因だった。昭和天皇組のあまりの不甲斐なさをあざ笑ったチャーチルを、護国神社行でもがき苦しんでいた吉田茂が、その背景を知らない彼をどやしつけたという形であった。
 こちらにも「バカヤロウ!」という声は聞こえたのであるが、バカヤロウ解散で有名な吉田茂氏の性格は、戦犯の償い行でとことんいたぶられていても変わらないものなのか、といった感じで確認をとったところ、チャーチルを怒鳴りつけたという情報をもらったのであった。その時チャーチルはどうしたのかと聞いてみると、慌てて物陰に隠れ込んだということであった。さすがに苦労しただけはあるのだなと納得したのであったが、そのときにサッチャーさんが現れたのである。
 失礼のないようにその背景を説明しておくと、護国神社行で苦しんだ吉田茂氏のミタマが、戦勝国の立場で偉ぶるチャーチル氏のミタマをはるかにしのいでいて、そのミタマから発する光ですっ飛んだということだったらしい。それで慌ててチャーチル氏がサッチャーさんを呼んだのではないかと思われる。サッチャーさんは佐田との接触もあり、仕組みの理解度も高く、いずれは佐田賞と言われていた女傑だったからである。サッチャーさんは昭和天皇組のことはご存知であったけれども、いかんせん致命的な失態を演じておられたため、佐田の前からは逃げまくるだけの流れが続いていた。
 以前サッチャーさんを取り上げたときは、仕組みの正統派として先行していたアガサ・クリスティさんを追って、大変な勢いで太陽系の宇宙を昇っていかれたのだった。ところが基本宇宙の下から二段階目の所で、困った問題が起こってしまった。それ以来サッチャーさんは佐田から逃げるようになってしまわれたのである。秘密儀軌ツアーで取り上げる約束はしばらく待ってほしいということで、今まで待ち続けていたのであるが、今回思いがけないところから突破口が開けてきたのであった。


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