2018年10月27日土曜日

秘密儀軌ツアー  七-26−e13

 十三巡目の五
 エキサイトブログからのつづき
 
 つぬぶて山神行で中断しているナポレオンの四十九日行を再開することになった。神行で実力が上がってきたからで、つぬぶて山神行のバックアップの意味もある。というのは、仕組みが七台に上がってから神行の度合いが増したため、こちらに助行の依頼が来るという展開になっており、そのための調整が必要になってきたからである。
 つぬぶて山神行は特別のものであり、他の神行とはその意味合いが違う。仕組みの戦士でなければこなせないという厳しいものだし、それ以上に犯罪者の処刑を担当するという特別のものだからである。普通の者にはこなせない仕事だし、対立する旧体制側との競合問題もあり、対処が非常に難しいものなのである。
 処刑場があるつぬぶて山には、旧体制側の官吏と仕組み側の官吏が同居していて、両者は対立関係を余儀なくされている。処刑する立場に違いがあり、相互調整しなければならない場合もある。その意味では対立だけではなく、協力関係にもなっていてその扱いが難しい。
 十番目を越えた頃から神行がきつくなり、つぬぶて山連合のバックアップ増員問題が発生し、中断するか、こちらの助行を要請するかの問題が発生した。こちらとしては助行は避けたいので、ナポレオン本体の実力アップを図ることで何とか処理したいので、中断している四十九日行を進めてみることにしたのである。
 幸い神行途中での四十九日行に許可が出たので、そちらをからめながら神行をしてもらうこととなった。


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