2018年6月9日土曜日

秘密儀軌ツアー  七ー26ーe9

 九巡目の五
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 太陽系の宇宙は、神界コースの仕組みの段階で一度崩壊して消えたことになっているが、残光によって何事もなかったかのように見えている。しかしその後様々な経過をたどって異次元的にはかなり不確実なものとなっている。外からフラクタル(類似)宇宙が何度も何度も重なり続けているので、旧体制的な世界がそのまま温存されているようにも思われる。
 一時宇宙が崩壊した段階で、太陽の周辺には次元の違う特殊な星が作られて、仕組みの調整をしていることになっていた。それからずいぶん時がたち、現在ではその時とは違う設定になっていることが、今回の調査で判明しつつある。太陽の周辺にある術界も、特設されたものではなく、消えたはずの物質宇宙に重ねられたものとして、復元再生されている可能性がある。新世界側の五つとか、旧体制側のものが五十、そのほかには伏魔殿のものが五百ほどもあると言われているのであるが、それは太陽系周辺にあるとは言いながら、地球人類の仕組みを監視する性質のもので、全体的にはいいかげんな数字でしかないと思われる。



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2018年6月6日水曜日

秘密儀軌ツアー  七ー26ーe8

 八巡目の五
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 白糸の滝で皆が禊をし終わっても、ナポレオンは身体に違和感があるということで、五十回も入り続けている。オロチが身体の中で大きくなっていくのだという。それで入り続けていたらしかったが、何か変なのでこちらでやめさせて様子を見ることにしたのだった。
 拠点に帰って瞑想しても打開できないというので、佐田はナポレオンのセット女を呼び出すようにとの指示を出した。単独では解決できないものを感じたからである。幸いなことに反応があって、セットの女性はシシリー島(シチリア島)から出現したのであった。老婆であったが、無限回帰の調整をするとナポレオンと同年代の二十三才になって、ナポレオンの前に出てきたのであった。
 彼女はナポレオンとは同時代に生まれていたように思われるが、接触することなく生まれ変わり、昭和五十年代に死んで、今まで時間待ちをしていたらしい。彼女がメデューサであることの確認をすることと、姉さん女房のキクリヒメであることの確認をすることで、こちらの調査は終わり、あとは皆で調整してもらうことになった。五百名ほどで夕食と懇談会が行われ、二十時五十分に解散となったとのことだった。



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2018年6月4日月曜日

秘密儀軌ツアー  七ー26ーe7

 七巡目の五
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 富士山の拠点を十時に出発したナポレオン組は、木星で参加者全員と合流した。木星には正統派の担当者がいることはいたが、旧体制側の監視が強くてこちらの思うような行動はできないらしかった。彼らが木星の実態の確認をしようとしても黙して語らない。封じ込めが厳しくて彼らにも自由はないようだった。
 そこで調査団がいろいろ確認をしてこちらに知らせてくれたことは、木星には各領域に通じる穴が五百くらい開いていて、そちらに出入りできるらしいが、そのほとんどは衛星であって、惑星との回路は地球との回路があるだけで、封じられているらしい。
 その代わり衛星との回路はたくさんあって、彼らはそちらに導かれそうになっている。ナポレオンがいたバンパイア界は土星の衛星レアにあって、かっての仲間達がおいでおいでをしているような感じであるらしい。もっとも次元差があって、相手はイメージ体とか霞体、あるいは幻体といった違いがあるようではあったが。どろぼう佐田町がある木星の衛星カリスト、エウロパ、イオにもそこからすぐ行けるし、そのほかの衛星にも簡単に行けるらしい。しかしそこはほとんどが色地獄でしかないとも思われるのであった。




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2018年6月1日金曜日

秘密儀軌ツアー  七ー26ーe6

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 拠点に帰り瞑想室に入って浄化してもらちがあかないらしく、出てきてどうしたらいいんだと聞いてくるので対応していくと、蛇のようなおろちはうなぎのようになり、どじょうになり、最後にはミミズになって消えていく。しかしこちらがやるだけでは問題解決にはならないわけで、彼の課題として取り組んでもらうしかない。
 彼は改めて瞑想室に駆け込んでトレーニングをしたのであるが、出てきたときにはオロチの頭は二つに増えていた。こちらもお手上げになってしまって、何かがあるに決まっているから、それがわかるまではしばらく様子を見るしかない、そう言って慰めるしかないのだった。
 あくる日の五月二十八日は白糸の滝の下にある音止めの大滝における大浄化行であったが、やはりよそからたくさんの同行者が集まってくるのだった。その大祭が終わったあと、ナポレオン組は二度目の仕組みの戦士宇宙に取り組んだが、今度は開ける星レベルで行われた。レベルが上がっていたからである。そして宇宙の規模も大きく、メンバー達もバンパイアだけではなく、普通の妖怪とは違う、いろいろな化け物たちが連合している宇宙の戦士達となっていた。


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2018年5月29日火曜日

秘密儀軌ツアー  七ー26ーe5

 五巡目の五
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 ニュージーランドからナポレオンを救い出したあと、彼の拠点探しが改めて検討されることになり、各地の担当者の意見交換と現場調整が進められていった。普通の拠点ではとても扱えないので、仕組みの戦士で構成されている赤城山がふさわしいのではないかとの意見に傾くのだったが、赤城山は四十九日の施設はないので無理だということになった。
 それでは富士山のどこかに置くしかないが、佐田がいないことにはどうにもならないということで困っていたところ、佐田の私有地で預かろうということになった。河口湖の浅間神社の裏の山の手に、以前からの佐田の幽界の私有地が残されていたし、そこでは四十九日の扱いもできるということだったので、やっとそちらで再調整されることになっていったのだった。
 そうしてナポレオンの新しい拠点が決定され、下から上まで二十五段階の導師と、総合先導役の佐田が二十六番目の導師として正式に付くことが要請された。そして落ちたミタマのレベルを上げるための再調整が赤城山で行われることになった。滝行と剣術、そして読書会の三つで構成された特別調整であった。



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2018年5月25日金曜日

秘密儀軌ツアー  七ー26ーe4

 四巡目の五
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 ふりがな付きの『子神たち』(佐田の著書)を手渡されたナポレオンは、赤城山の寝室で一人になると、それを読み始めるのだった。そして朝まで読み続けていたが、三分の二ほど読んだところで、赤城山の朝の鍛錬の時間がきてしまったのだった。赤城山の上のほうに小さな滝があり、そこで彼らは毎日禊をしているのだという。
 そこは体制側の佐郷屋組とも共同の滝場であるため、交代で使われることになっているとのことであったが、その日はナポレオンが入るということで、大勢の役人たちがやってきていた。彼らだけが使う小さな滝であるために、一名ずつ交代で入るしかないその滝に、ナポレオンが入る順番がきた。初めての滝で何が起きるかわからないので、佐田に対応してほしいという依頼があったので、自宅からの瞑想調整をして彼を滝に入れたのだった。その滝行で彼のミタマは構造界の七合目まで上がっていった。潜在的な何かがなければ考えられないレベルであった。
 そのあとピレネーに帰ったナポレオンは、図書室で『子神たち』の残りを一気に読み終えて、眠りに入ったのだった。


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2018年5月23日水曜日

秘密儀軌ツアー  七ー26ーe3

 三巡目の五
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 月例会から自宅に帰り、食事をして酒の入った数時間の眠りのあと、夜中に起こされてナポレオンと対応することになった。こちらが車の中で確認したことの内容を知りたいとのことだったので、まだ確かなことではないが、ナポレオンは六台のヘラクレスではないのか、そういう思いを語ったのであるが、そこで矛盾に気がついた。
 彼は太陽系の元宇宙に所属していることを忘れていたのである。しかしそれに関しては、元宇宙だってアーサー王宇宙の五千億の一つだろうとのこと。そのことを指摘したのは徳川吉宗大神、つまりはアーサー王宇宙のスサノヲだったのである。
 なるほど、それでいいのか。となるとナポレオンは元宇宙の今までの過去のどこかで代表として立っていることになる。そして潰されている。取り付いている鬼はその後腐れではないのか? ナポレオンはいつだってそうだという声も聞こえてくる。そうしたことを話すと、彼は涙ぐむのだという。


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